リール

超軽量フルメタル丸型ベイトリール! | ローンズ エアライトBF (Loongze AirliteBF) B101AirHG 実釣インプレ

ローンズ エアライトBF (Loongze AirliteBF(B101 Air HG))

驚きの軽さと、高い質感・剛性感を備えたフルメタルの丸型ベイトリールが新登場!
その名は「ローンズ エアライト BF(Loongze Airlite BF(B101 Air HG))」!!

遠投を含めたルアーフィッシングの王道・34mm径24mm幅の軽量スプールを搭載し、フィネスにも対応。正に何でもアリのベイトリールです。

ただその製品写真を見た時、「これカルコンのパクリ・完全コピー品じゃない?」と思わず声が洩れました。

ところが、実物を手にした外観やフォルム、トータルの印象は完全に別物!!確かに、現代の丸型リールのデザインを追求する上で、せり出したギアボックスなど、カルコンに通じる部分は避けれません。
カルカッタコンクエストをオマージュした部分も多大にあると思います。
しかし、自分が最初手にして時の印象は、カルコンのような重厚感はなく、コンパクトに凝縮された別物のリール。むしろ「アンバサダー2500C」に触れた時に近い感覚さえ覚えました。

その性能や疑惑を含めて、とにかく話題の「ローンズ エアライト BF(Loongze Airlite BF)」。
実際に使ってみたインプレッションを交えて、その正体に迫ります!

ローンズ × NT海洋事業部 | 製造・販売メーカー

Loongze公式サイト NT海洋事業部Webショップ

エアライトBFは、新進気鋭の中国メーカー「Loongze(ローンズ)社」が開発したベイトリールです。日本国内では、チニング用のシンカーを製造販売し、ルアーやフックなどのアイテムも取り扱う「NT海洋事業部」が販売。
中国メーカーと聞いて、不安に感じられた方も多いのではないでしょうか?
私自身も、海外メーカーや海外OEMのリールは、確かな実績がないと中々使用には至っていません。ですが、ローンズ エアライトBFは、その不安を良い意味で裏切ってくれました!

「これはメインリールとして、長期的に使用できる!」と。

少し話が逸れますが、チヌ・キビレをルアーで釣るチニングが昨今ブームに。その影響で、チニング用シンカーは全国規模で慢性的な品不足になっていました。
そうした中、オリジナル製品「NTシンカー」を販売したNT海洋事業部は、チニングアングラーにとって広く知られた存在です。
このNTシンカーを製造するメーカーに関連する会社がLoongze(ローンズ)社。NTシンカーの確かな実績があったからこそ、エアライトBFにも不安がなかったと言えますね。

実際、ローンズのエアライトBFは、かなり精巧な造り。技術開発にも余念が無く、複数の特許を取得し、それなりに高価なリールを世界戦略で売り出そうとしています。
良いモノを、確実に、ワールドワイドで売り出していこうとする意気込みを感じられますね。

その上で、随所に「ここまでする?」といったこだわりも感じられ、「あ、これ釣り好きな人が、自分の理想を形にしたリールなんだ」と実感しました。
こんなリールが欲しい。でも世の中に存在しない。じゃあ作っちゃえ!
「ローンズ エアライトBF」は、そうした意図で作られたベイトリールだと感じました。

ローンズ エアライトBF | 性能・スペック・採用技術など

名称 管理コード 巻き取り ベアリング ギア比 ドラグ力 スプール重量 スプール外径 スプール内径 自重 ラインキャパ
Loongze B101 Air HG B101 Air HG(left) 75cm 10+2+1 7.1:1 3.8kg 8.2g 34mm 28.9mm 139g PE0.6号 100m
Loongze B101 Air HG B101 Air HG(right) 75cm 10+2+1 7.1:1 3.8kg 8.2g 34mm 28.9mm 139g PE0.6号 100m

※海水域での使用可能
※スプールとリールサイドカバー側にセラミックボールベアリングを採用
※ドラグ引き出し音、メカニカルブレーキとドラグノブにクリック音を搭載
※XGギアモデルも開発中。パーツ単品で別売される予定。

エアライトBF(B101 Air HG)の性能・スペックは上記の通りです。
公式サイトでスプールのスペックを3項目にわたって紹介している事からも、こだわるポイントが垣間見えますね。補足すると、スプール幅は24.6mmです。

採用技術・テクノロジー

基本スペックがツボを抑えているだけではなく、様々な技術がエアライトBFには採用されています。

MBS(マトリックスブレーキシステム)

スプール回転数に応じてブレーキ力が変化し、安定したキャストを実現するシステム。
スプールのマグネット部が動作する範囲を5段階に調整可能で、外部のブレーキダイヤル44段階と合わせて、5×44のマトリックスブレーキセッティングを形成します。

IMF(インテグレードメタルフレーム)

CNC精密カットによるワンピースアルミニウム(7075-T7)ボディを採用。
リールシート、フロントカバー、メインフレームを一体化させ、従来のダイキャストモデルより強度を30%向上させています。

DGFX(ドライブギア固定機構)

メインギアの軸方向に対する動きを排除し、ギアの耐久性と安定性を向上させる技術。
DGFXは、メインギアをしっかりと固定させ、不要なぐらつきやズレを防ぎます。
特に、負荷の高い状態や高速回転時の安定性が向上。ギアの摩耗も最小限に抑え、確実で安定的な動作を持続させます。

FBS(フローティングベアリングシステム)

高速キャスト時に発生する軸方向の動きとノイズを効果的に低減し、キャストの感度と安定性を向上させます。
※エアライトBFはセラミックボールベアリングを採用しているので、特有のノイズが発生します。

SRS(スムーズリリースシステム)

新設計のクラッチ機構。クラッチプレートと本体の間に特殊テフロンワッシャーを内蔵し、ねじりバネに強力なPEEKライナーを採用。
無潤滑でスムーズな動きを実現し、摩耗が少なく耐久性に優れ、高湿度および高塩分の環境における腐食にも対応します。

SSDS(スムーズ&ストロングドラグシステム)

ピュアカーボンディスクと高硬度T7削り出しのプレートによる組み合わせで、スムーズで安定したドラグシステムを構築。プレートを厚くすることで、大物とのファイトでも高い制動力を発揮し、ギヤの損傷を防止します。

スプール重量

エアライトBF(B101 Air HG)のスプール重量は、ベアリング込みで8.2g。34mm径スプールとしてはかなり軽量な部類に入ります。
浅溝のシャロースプールにセラミックボールベアリングを採用している事もあり、箱出しのノーマルでもかなりフィネス寄りな性能を期待できますね。
スプールは随所に肉抜きされていますが、過度な軽量化に走らず、必要な強度もしっかりと確保されている印象です。

エアライトBF | 外見・デザイン・使用感

▲スペックで139g、実測で140g。軽量だが、フルメタルボディの板金に薄っぺらさはなく、骨格の肉厚はしっかりとしていて剛性感が高い。

「中国製のカルコンきたーーーーー!」
最初にエアライトBF(B101 Air HG)を見た時の感想です笑

しかし、実際にエアライト BFを手にすると、その印象は大きく覆ります。
ある程度カルコンをオマージュしているかもしれませんが、最初に実物を見た感想は「細い!」でした。スリムアップしたボディに筋肉質なメタルボディを詰め込み、極限までコンパクトに鍛え上げた印象。

戦車のような分厚い装甲でガッシリと覆われたカルコンに対し、エアライトBFは非常にスマートなボディに強度を凝縮したイメージです。
また、国産リールのスプールが小径化・幅を狭めるナロー化に進む中、34mm径24mm幅という比較的大型なスプールを搭載。その分、ボディがスリムに感じられます。
ボディをパーミングしやすいコンパクトに収めたエアライトBFは、カルコンのゴツさとは対極に位置するデザインだと思いました。

外観・デザイン

エアライトBF カバー パッケージ

▲専用のリールカバーが付属。パッケージも上質なテイストで、箱から出すドキドキ感を演出してくれます。

各部に細めな印象を受けつつも、エアライトBFは丸型ベイトリールの嗜好性をしっかりと確保しています。フルメタルのボディを持ちやすいコンパクトサイズに収め、各部のディティールが非常に精巧な仕上がり。

特筆すべきは、丸型のデザインを損なうことなく、レベルワインダーやサムレフトが前方にせり出している事。

丸型リールは、ライン放出口のレベルワインダーや、パーミング時に指を乗せるサムレフトが、どうしてもスプールに近い位置になりがちです。
レベルワインダーがスプールに近いと、ライン放出時に余分な抵抗がかかりやすく、バックラッシュといったトラブルの原因にも。また、サムレフトが近いと、スプールにアクセスする範囲が限定されるので、トラブル時にラインを解いたり、スプールへラインを巻く際に邪魔になる事があります。
これは丸型のデザイン・構造ならではの特性ですが、エアライトBFは十分な距離を確保。丸型リールでありながら、ロープロベイトリールに近い使用感を実現していました。
こうした細かい設計は、ベイトリールにこだわりがないと中々考え付かないですね。

さらに付け加えると、レベルワインダーがテーパー状になっていて、少しでもライン放出をスムーズにしようとする工夫が見られます。
細かいところまで作り込んでいると実感できる部分ですね。

また、外部ブレーキダイヤルが秀逸で、大きく操作しやすいサイズなのもGood!!
サイドカップに精巧なホールを設け、その内部にダイヤルを位置させているので、パーミング中にズレる心配もありません。
国産リールと比較しても、外部ブレーキの操作性はピカイチで、44段階のブレーキをこまめに触ってしまいたくなる使用感です。

使用感、リール感度

エアライトBFは、自重139gと非常に軽量ですが、メタルボディに薄っぺらさは感じられません。
むしろ、何故ここまで軽量なのか不思議なくらい十分な肉厚があり、要所要所の骨格は頑強。実際に強く握り込んでみても、歪みを感じられない剛性感です。

大抵の小型軽量リールは、マグネシウムや強化樹脂なので、パーミング時の剛性感が不足しがち。
ですがエアライトBFは、コンパクトで軽量ながら、圧倒的な剛性感。今までのベイトリールとは完全に異なる使用感でした。

強いて難を言えば、ネジを切っている部分がかなり浅く、その分ネジのピッチが細かくなっています。
砂地にパーツを落としてしまった場合など、入り込んだゴミをよく取り除かないと、精密な組み込みに支障がでるかもしれません。

唯一無二の絶妙なパーミング

34mm径スプールと搭載する丸型リールでありながら、エアライトBFは高さを低く抑えたボディで、非常にパーミングしやすいです。
ロープロファイルのベイトリールと比較しても遜色ありません。

そして、エアライトBFの139gというボディ重量は、他のリールであれば小型のベイトフィネスリール機に匹敵。エアライトBFは非常に軽量ですが、国産ベイトフィネスリール機ほど、極端なコンパクトさではありません。

これが実に不思議な感覚で、軽量で扱いやすく、長時間のフィネス操作でも疲れにくい。なのに、長いロッドと合わせても、コンパクトすぎてバランスが悪くなる印象がありませんでした。
勿論、ULクラスのショートロッドと組み合わせるなら国産ベイトフィネスリール機の方が快適です。ですが、細PEラインをライトソルトで使用するようなシーンでは、7フィートや8フィートクラスのロッドと合わせても、バランスを崩す事なく軽さのメリットを享受できました。
パーミングしやすいのに小型すぎず、軽量なのにある程度のボディの大きさがある事で、他の小型リールとは全く異なるパーミング感を実現しています。

超軽量フルメタルによるリール感度

フルメタルで高剛性なボディを確保しつつ、全体的に軽量なエアライトBFは、パーミングしている手に伝わる感度情報も秀逸。
ロッドやラインに伝わる振動が、リールを通じてもハッキリ感じ取る事ができました。
また、ハンドルノブまでメタルなので、リーリングする指に伝わる感度は、従来のベイトリールで体験したことがない感覚でした。

ハンドルのカスタマイズ

エアライトBF ハンドル交換

エアライトBFは、独特の形状をしたフルメタルのハンドルノブが特徴的。
このハンドルノブは、付属の工具でキャップを外し、+ドライバーでノブごとバラせます。
ダイワと互換性があるカスタムハンドルノブを装着できました。

ハンドルについては、スティーズと互換性があるカスタムパーツを搭載可能。一般的なダイワ互換のハンドルと異なり、ハンドルナットがネジ式となっています。
ハンドルをカスタマイズしたい場合、スティーズに対応したハンドルナットを用意する必要がありますね。

キャスティング性能

エアライトBF(B101 Air HG)は、公式サイトで1gからの軽量ルアーに最適と紹介されています。
実際、PEラインに特化したブレーキ特性で、タックルバランスが適切であれば、アジングなどで使用する1gのジグヘッド(ジグ単)もキャスト可能。
遠投も十分可能な34mm径スプールなので、3.5g〜7gといった小型ルアーは勿論、10g以上をぶん投げるにもいいですね。
エアライトBFは、細PEを前提としたフィネス〜バーサタイルなルアーフィッシングに最適なベイトリールと言えます。

自分は、PE0.6〜0.8号を巻いて、主にチニングで使用。
軽量ルアーも重量ルアーもトラブルが少なく安定的なキャストが可能でした。
近距離へのショートキャストやピッチングは勿論、フルキャストで爽快にカッ飛びます。

セラミックボールベアリングを採用しているので、フルキャスト時に若干ノイズが気になりますが、その分ブレーキが懐深く効く感じがしました。
セラミックボールベアリングは、軽量ルアーや近距離に低弾道にキャストするリールに最適。また、ブレーキの懐が深くなるイメージで、不十分なキャストでもバックラッシュなどのトラブルが減ります。なので、思い切ったフルキャストを存分に堪能できました。

ブレーキ設定

外部のブレーキ段階は44段階。1目盛りずつノッチ音がするので、細かいブレーキ設定が快適でした。
強いて難を言えば、ブレーキダイヤルの文字が刻印だけなので、フィールド状況によっては目盛りが見えにくい場合があります。
ただ、刻印文字自体は大きめなので、ある程度慣れれば問題ない範囲ですね。

自分の場合、スプールのブレーキを3に固定して、外部ブレーキを4〜6の範囲で調整する事が多め。PEラインを用いた3.5〜14gのルアーを快適にキャストできました。

スプールのブレーキ設定

エアライトBFのスプールは、ブレーキを作用させるマグネット部分を5段階に調整可能。工場出荷のデフォルトは3で、普段はあまり触る必要がありません。

スプールの赤いマグネット部分に、白い樹脂の突起が3本経っています。
これをスプールの左右に動かす事で、スプールのマグネット段階を調整可能。1が最もブレーキが弱く、ほとんどマグネット部が伸縮しません。
5が最もブレーキが強く、マグネット部が大きく伸縮します。

スプールのマグネット部は、キャスト初動で伸びあがる事で、最大のブレーキ力を発揮します。
伸びたマグネット部はカムロックで固定され、そのままのブレーキ力をキープ。スプール慣性が落ちるキャスト後半にロックが解除され、ブレーキ力が最小となり、最後の伸びを実現します。
ピッチングなどのショートキャスト時は、マグネットが伸びあがらず、最初から最小ブレーキで低弾道なキャストを実現。かなり複雑な機能を実装していますね。
スプール回転数による電磁誘導でもブレーキ力が変化するので、マグネット部の緻密な伸縮と合わせて、非常に懐の深い制御を可能とします。

無風時のメタルバイブキャストなど、キャスト初動のブレーキを弱めたい場合は、スプールのマグネットを1〜2に調整する事で更に飛距離を稼ぐ事も可能。
スプールのブレーキ段階1〜2は、マグネット部がほとんど伸びず、カムロックもされません。

PEライン以外の使用

▲フロロライン10lbを38m程巻いて、5gのシャッドを使用。

自分が使用してみた限り、エアライトBF(B101 Air HG)は、PEラインに特化したブレーキ特性だと感じました。
PEラインは比重が軽く、キャストの回転慣性が低いので、強すぎるブレーキはキャストフィールに悪影響を及ぼします。
エアライトBFは、フィネスに有利なPEラインに特化する事で、特別なカスタマイズ無しに良好なパフォーマンスを実現していると感じました。

反面、フロロカーボンラインでは、エアライトBFのブレーキ力が不足しがちな印象。ナイロンラインであれば多少マシですが、PEライン以外を使用した場合は平均的な性能にとどまる感じです。
ただ、全くフロロラインを使えない訳ではありません。
自分の場合、フロロラインではブレーキ力が不足し、ラインが浮き気味になるので、スプールのブレーキ段階を最大の5に設定しました。
さらに、メカニカルブレーキを少し締め込む事で、外部ブレーキの44段階を十分活用できます。
クラッチを切ってロッドを揺らすと、ルアーが落ちてくる程度までは締め込めば、かなり外部ブレーキ段階を活かせます。

フロロカーボンでの設定時は、3.5g以上のリグや5g程度のプラグを十分実用可能なレベルで扱える印象。34mm径のシャロースプールを搭載する一般的なベイトリールと同等程度なパフォーマンスでした。
そもそもラインキャパがPEライン6号100mが前提なので、8lb.フロロだと40m程しか巻けません。エアライトBFは、PEラインで使用することにより、そのポテンシャルをフルに発揮できるリールと言えそうです。

バスフィッシング・バス釣りでの使用

日本のバスフィッシングでは、ベイトリールでのPEライン使用があまり一般的ではありません。
パンチングやフロッグなど、太めのPEライン使用はあっても、フィネス用PEをバス釣りで使用されている方は少ないのではないでしょうか?
ですが、軽量ルアーを低弾道に打ち込む、時には遠投する、といった用途において、PEラインのアドバンテージは絶大。
スピニングリールより繊細な操作も可能で、タフなフィールドを攻略する重要なアイテムになり得ると思っています。

エアライトBFは、ベイトリールでのPEライン初心者に扱いやすい特性も魅力。
トラブルが比較的少なく、慣れるに従って、多彩な設定でパフォーマンスを発揮できます。
バス釣りを楽しむ方の、ベイトPE入門機としても最適な1台だと感じました。

巻き性能、ドラグ | 巻き心地、巻き上げパワー、ドラグ性能

エアライトBFは、軽量ながら剛性感の高いボディ。ドライブギア固定機構「DGFX」によるシステムもガッシリしていて、巻き心地・巻き上げパワーはかなり高いと感じました。
シマノのカルカッタコンクエストや、ダイワのリョウガなど、国産ハイエンドクラスのリールと比較すると、若干弱いと感じる部分もありますが、139gの自重からは考えられないリーリングパワーを発揮します。

また、ドラグ性能も特筆すべき仕上がり。いわゆる出だしが滑らかなドラグではなく、一定に負荷でいつまでも効き続けるドラグです。
滑らからドラグに慣れている方であれば、「あれ?ドラグが固いな?」と感じるかもしれません。
ですが、ファイト中にしっかりとテンションをかけつつ、必要に応じて必要な量のドラグが出るので、ソルトを含めた大物とのファイトに安定感が増します。
出だしだけ滑らかで、ファイト中にラインが放出されず止まってしまうドラグも多いのですが、エアライトBFは負荷に応じてどこまでも追従するようなドラグ力だと感じました。

カルコンやリョウガなど、国産丸型ベイトリールとの比較

シマノのカルカッタコンクエスト、ダイワのリョウガやミリオネアなどのハイエンド丸型ベイトリールに比べると、正直エアライトBFは機構部分の高級感に欠ける面があります。
具体的には、ドラグノブやメカニカルブレーキのクリック音や甘く、カルコンほど精密な調整が難しいと感じました。
また、エアライトのクラッチはカチッカチッと抜群に切りやすいのですが、アンタレスDCのような究極のシルキーな手触り感はありません。
一般的なベイトリールに比べると十分な精度をもっているのですが、丸型ベイトリールに究極の嗜好性を期待するアングラーには物足りないと思います。
なので、カルコンやリョウガを愛用している人にとっては、エアライトBFは正直中途半端なベイトリールだと思われるかもしれません。

ですが、「フィネスを長時間快適に操作できる軽さが欲しい」「レベルワインダーのライン抜けを考えると、やっぱりロープロリールになる」..など性能面で丸型ベイトリールを諦めていた人には最適。
エアライトBFは、ロープロベイトリールに近い操作性と使用感を兼ね備えながら、強固なフルメタル丸型ベイトリールを実現しています。
「丸型ベイトリールのデザインは好きだけど、自分の釣りスタイルには合わない」と、丸型ベイトリールを諦めていた方に使って欲しい新製品ですね!
0.6〜1号あたりの細めなPEラインで、ベイトリールのフィネスを極めてみたい方にも最適です。

23カルカッタコンクエストBFSとの比較

エアライトBF(B101 Air HG)の定価は税込45,000円。実売価格50,000円前後の23カルコンBFSと競合し、細PEへの対応力など、用途も似ています。
実際、23カルコンBFSはかなり仕上がりが良く、フロロカーボンのベイトフィネスは勿論、細PEラインの使用も快適。PEラインを使えば遠投性能も高く、ノーマルのPE専用リール機に匹敵する仕上がりです。
22アルデバランBFSと同一サイズのスプール(29mm径19mm幅)ながら、アルデバランのようなピーキーさはなく、かなり扱いやすく高性能。XGギアがラインナップされている点も魅力ですね。

6〜8lb.のフロロカーボンラインによるベイトフィネスをメインにするなら、23カルコンBFSがおすすめ。0.6号〜1号あたりのPEラインとも相性が良く、チニングなどのライトソルト寄りなパフォーマンスも高いです。

ただ、PEラインの使用が中心となるなら、23カルコンBFS(自重約195g)より軽いエラライトBF(自重約139g)は、やはり快適な使用感。レベルワインドとサムレフトが23カルコンより余裕があり、キャストにおけるラインの抜け感がよく、トラブル時にラインを解しやすいスペースを確保してくれますね。
23カルコンBFSは良いけど、もう少しロープロ寄りなリールが欲しい..という方にエアライトBFは向いています。

まとめ

ローンズ エアライトBF (Loongze AirliteBF (B101 Air HG))は、34mm径スプール搭載のフルメタル丸型ベイトリールでありながら、139gという超軽量な仕上がり。
板金を薄くするといった過度な軽量化はなく、十分な剛性感を備えつつ、従来の丸型ベイトリールとは異なる価値観を実現してくれています。
レベルワインダーやサムレフトの位置などもよく考慮されていて、ロープロファイルのベイトリールに近い操作性・使用感。正に、「こんなリールが欲しかった!」とドンピシャで感じさせてくれました。

国内でエアライトBFを取り扱うNT海洋事業部は、今後サポート体制も強化していく方針なので、安心して長い期間使用できるベイトリールになると思います。
現状、ギア比7.1(巻き取り量75cm/ハンドル1回転)のモデルしかありませんが、ライトソルトユーザーからの要望を受け、早速XGギアモデルの開発がスタート!
XGギアはパーツ単品での販売も行われる予定なので、ひとまず現行モデルを購入し、後からパーツ交換するのも良さそうですね。
このスピード感は、釣りが好きで、ベイトリールにこだわりのあるメーカーならではだと感じました。

エアライトBFは、PEラインでのフィネスな釣りに特化した仕上がり。なので、チニングやライトロックフィッシュ、ライト寄りのシーバスといったソルトや渓流でのベイトフィネスなど、細めのPEラインを前提としたルアーフィッシングにおすすめです。
また、バスフィッシング用のフィネスにベイトPEを導入したい方にも最適。ベイトリールで初めてPEラインを使ってみたい方にとっても、扱いやすく、アングラーのレベルアップと共に進化してくれるアイテムです。

自分は、ベイトの細PEをチニングで使う用として、KTFスプールなどでフルカスタムした専用リールを使用していました。
エアライトBFは、こうしたリールと比較しても性能面で不満はなく、フルメタルで丸型の手触りを存分に楽しめます!

ローンズ エアライトBF (Loongze AirliteBF) に合うロッド

エアライトBF (B101 Air HG)は、0.6号を中心に、1号程度までのPEラインに適したベイトリール。なので、合わせるロッドは、PEライン専用のベイトロッドがいいですね。

まずおすすめしたいのは、「ダイワ ソルティスト」。海水域のソルトウォーター用ルアーロッドとして、高い汎用性と性能を備えています。

「ソルティスト 711MLB」であれば、5〜21g辺りのジグヘッドやプラグ、フリーリグなどで、チニングやシーバス、フラットフィッシュをターゲットに。
もう少し軽めの4〜14gのライトプラッギングでメバル・チヌを狙うなら、「ソルティスト 74LB」も選択肢に入ります。

そして、最近流行のチニングで使用するなら、最有力候補は「ダイワ シルバーウルフAIR」。非常に軽量で高感度、ハードソリッドティップによる専用用途に仕上がった特化性能を堪能できます。
シルバーウルフ 76MLB-S なら、フリーリグからトップウォーターまで現在主流のチニングをハイレベルに体感可能。パワーと遠投性能を重視するなら、シルバーウルフ 83MB-S もいいですね。

ソルティストやシルバーウルフAIRが少し予算オーバーと感じるなら、無印のシルバーウルフもおすすめ。実売価格が1万円台後半というコスパが高いモデルながら、多点配置の小径ガイドとハードソリッドティップを搭載し、繊細な操作性と感度・パワーを兼ね備えた必要十分な性能です。

エアライトBF など、チニング用アイテムをお得にGET!!!

今回、エアライトBFを販売するNT海洋事業部のクーポンをGETしました。
エアライトBFはもちろん、ルアー・フック・シンカー・ラインなどのチニング用アイテム一式を取り扱う「NT海洋事業部Webショップ」でご使用できます。
注文時に、次のクーポンコードを入力していただくと、3000円以上のお買い物が5%OFFに!!

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  • この記事を書いた人

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