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野池のバス釣り攻略法 | 季節や時間帯、各ポイントのおすすめルアー

野池のバス釣り攻略

普段のホームグラウンドが車で数時間移動するメジャーレイクだったり、メジャーリバーへの遠征を繰り返している方でも、たまにはマイペースで少しのんびりしたい時がありますよね。

ふと、道行く小中学生同士の会話から、「●●池にザリガニを捕りに行こう!」とか「兄ちゃんが●●池でめっちゃ大きなバスを釣ったぞ!」と聞こえたりすると、懐かしい記憶がよみがえってきます。
時には、昔ホームグラウンドだった地元周辺の野池にも足を運んでみようか..と思ったりするのではないでしょうか。

また野池は、自分たちが小さい頃に訪れていたフィールドだけではありません。
電車の乗り継ぎや、自転車で相当頑張れば行き着けるものの、免許を取る前はなかなか通えなかった郊外の野池...そこは今どうなっているのだろう?
そういったフィールドが全国至る所にありそうですよね。

いざ、昔通っていた野池へ行ってみると、あの頃は大きく感じていたフィールドが意外と小さかったり、地形変化の少ない単なるスリ鉢状の池だったりと、記憶にあるイメージとかなり違う事も多々あります。
なんとなく昔釣れていたルアーを闇雲に投げ続け、気が付けば全く反応が得られない厳しい状況に陥ってしまう事も。

ですが、古くから実績のある野池は、長い間生き伸びているコンディションの良い大型バスも間違いなくストックしているハズです。
狭いフィールドの中でも、そこからベストなスポットを探り出し、時合いにピタリと合わせられるかが野池攻略の醍醐味と言えるでしょう。

本記事では、野池のバスフィッシング攻略方法を紹介します。
昔懐かしい野池を訪れる時、初めての野池に挑戦する際、または通い慣れている野池戦略を練りなおしたい場合など、参考にしてみてください。
フィールドを問わず、野池にはバス釣りの要素が凝縮。これからバス釣りを始める方の入門用としても応用可能です。

注意事項
野池や溜池、河川や湖といったフィールドは、一部を除き、積極的に釣りを推奨している観光地のような場所ではありません。
立ち入り禁止や釣り禁止の厳守は勿論、駐車禁止や騒音、ゴミのポイ捨てなど、マナーに気を付けて釣りを楽しみましょう。
また、かつて釣り可能な場所でも、状況が変化している可能性があります。
ルールを守って、気持ちの良い釣りを楽しんでください。

野池のポイント

野池のバス釣り攻略

野池で狙い目となるポイント、スポットとなる場所や条件を紹介します。

野池 | 狭いながらも、何処が狙い目のポイントか?

野池のフィールドに着いてみると、大抵は道路付けの良い所に位置しているので、人がアプローチしやすくなっています。
そうした周辺では、ザリガニやテナガエビ捕り、フナのエサ釣りなど、日中は他の遊び場になっている事もあり、どちらかと言えば人的プレッシャーは高め。
とは言え、そうした水辺の遊び場になる対象(ザリガニやテナガエビ、フナなどの魚)がいる場所は、それを捕食するバスが潜んでいる可能性もグッと高まります。
人がまだあまり来ない早朝や、帰宅するであろう薄暮の時間帯には是非攻めてみたい場所ですね。

首都圏郊外の野池の場合、一概には周囲の護岸がコンクリートで整備されていて、一見変化が乏しいと感じる事が多いと思います。
ただ良く観察すると、次のような微妙な違いを見つける事が可能。こうした変化こそが、野池を狙うスポットなポイントとなります。

スポットとなる野池のポイント

代表的な野池のポイントは次の通り。

①小さな流れ込み
②シャローエリアから急激に落ち込むかけ上がり
③ブイや、小舟を固定する浮き桟橋、ロープや杭
④アシやヒシモ、ウィード等の水生植物の密生エリア、オーバーハング(木のせり出し)
⑤水中のストラクチャー(見えない水中の倒木、オダ、沈船、石など、ルアーを何度か通す中で情報収集していく)
⑥時間帯によって風の当たりやすい場所、風裏になり易い場所

例えば、夏場の午前中はほぼ無風でどこも風の影響を受けていないが、午後15時以降には決まって西風が吹き出し、東側の護岸に水が打ち付け、護岸の数m沖に流れの変化が発生する...など、野池ごとの特徴があるはずです。
小規模なフィールドだからこそ、ちょっとした違いや、微妙な環境変化を見逃さない事が重要と言えますね。

季節やポイントに応じた野池の別攻略ルアー

それでは、季節やポイント、状況に応じた野池攻略のルアーの使い方を紹介します。

春~秋にかけての早朝であれば、前述した「スポットとなる野池のポイント」①~④に当てはまる場所が狙い目。条件を満たす岸際シャローにあるストラクチャー周辺の水面直下を、まずはノーシンカーリグで探りはじめてみてください。

野池が小さければ小さい程、人為的なプレッシャーに弱いので、なるべく着水音が小さなルアーがおすすめ。なので、ノーシンカーによる静かなアプローチで、微妙な変化が絡むポイントをキッチリ攻めてみるのが効率的です。
ハードルアーを使う場合でも、ノンラトルやナチュラル系カラーなどをメインに選択した方がいいですね。

足場の高い護岸上から狙うのであれば、水面に自分の姿や影が映り込まない様にしたい所。最初は、岸際から少し離れた斜め手前のポジションからキャストしてみてください。
距離と角度をズラす事で、自分の姿をできるだけポイントに落とさないようにします。

野池でおすすめ! | ノーシンカーリグ

状況に応じて、シャッドテールタイプとピンテールタイプの使い分けがおすすめです。

ゲーリーヤマモト レッグワーム 2.5インチ

自重約1.5gのシャッドテールワーム。アクションを加えた際の動きと、ステイ時のノーカンジなメリハリが効果的で、ダウンショットでも活躍してくれます。
軽いワームなので、ノーシンカーで使う場合は4lb以下のフロロラインによるフィネススピニングがおすすめ。

レイドジャパン フルスイング 3.5インチ

自重約7gのシャッドテールワーム。コンパクトなサイズながら、波動が強く、ライトなベイトタックルでの使用がおすすめです。
ノーシンカーのスイミングやテキサスリグにも対応可能。

オーエスピー ドライブスティック 3.5インチ

自重約4.8gのピンテールワーム。喰わせ能力の高く、スピニングやベイトフィネスタックルで使用します。

デプス デスアダー 4インチ

自重5gのピンテールワーム。ビッグバス攻略用ワームのダウンサイジング版で、スピニングやベイトフィネスタックルで使用します。

高水温期や冬場など、水面近くで喰ってこない状況

日差しが強く暑い季節の高水温期など、水面近くでバスが喰ってこないタフコンディションの際や、風が強い状況などでノーシンカーでは攻めにくい場合、ラバージグによるボトムトレースを試してみてください。
狙うべきポイントは、先ほどと同じ「スポットとなる野池のポイント」の①~④。ラバージグは、フォーリング時のリアクションバイトで喰わせるチャンスがあり、着底後も少ない移動距離でピンスポットをネチネチと誘いやすいルアーです。

冬場の場合、水温が比較的上がりやすい④のアシ際周りや、魚が潜んでいる⑤のストラクチャー周りなど、時間をかけてじっくりとラバージグで誘ってみてください。

野池でおすすめのラバージグ

野池で使用するラバージグは、コンパクトなものがおすすめ。キャスティング時の着水音が繊細で、大規模フィールドと比べると水深が浅い野池でも丁寧にアプローチできます。

トレーラーワーム
野池でおすすめのスモラバ

野池では、スモールラバージグもおすすめです。
スモラバとしてはやや重量があるサイズを選ぶと使いやすいですね。

トレーラーワーム

日が高くなってからのアプローチ

日が高くなってからは、「スポットとなる野池のポイント」の②かけ上がりエリアや、⑤の水中ストラクチャーを中心に、ボトムを丁寧に探る展開になります。

まずはブレイクラインに沿ってスピナーベイトやチャターベイトで、様々なレンジを広範囲に。カンタンに喰ってこない状況なので、ヤル気のあるバスをスピーディーに探しつつ、リアクション的なバイトも狙います。

何か反応があった場合や、ココぞというシーンでは、後述の「ピンスポットを丁寧に誘う」ルアーでじっくりと。

野池でおすすめのスピナーベイト

スピナーベイトは、野池にフィットするコンパクトで繊細なアクションの「ハイピッチャー」がおすすめ。ベイトタックルで扱いやすいルアーです。
「Dゾーンフライ」はさらに小型で繊細。こちらは、ベイトフィネスやスピニングタックルで使用します。

野池でおすすめのチャターベイト

チャターベイトはトレーラーワームを装着して使用するので、意外とベイトタックルで飛距離を出しやすいルアーです。

トレーラーワーム

手返しの良いルアーで全体をサーチする

春~秋にかけては、手返しの良いシャッドや小型クランクベイトも有効。
スピナーベイトやチャターベイトに比べると根がかりしやすいデメリットがありますが、小刻みなアクションで喰い気のバスを探しやすいルアーです。

野池でおすすめのシャッド

シャッドは、ハードルアーの中では繊細なアクションで、ワームとは異なる喰わせ能力が魅力。

野池でおすすめのクランクベイト

濁りのある状況でも力強いアクションで強いのがクランクベイトのメリット。

ピンスポットを丁寧に誘う

スピナベ、チャター、シャッド、クランクベイトを様々な方向にトレースして、「スポットとなる野池のポイント」⑤で紹介した水中のウィードやオダなどのストラクチャーを発見できた場合、ピンスポットをライトリグで丁寧にシェイクして誘ってみてください。
特に冬場は、水中にあるストラクチャーをじっくり狙うこの釣り方が主体になります。

ダウンショットリグ、ネコリグ、ワッキーリグ

野池のピンスポットを丁寧に誘う場合、ダウンショット、ネコリグ、ワッキーリグといったライトリグがおすすめです。

ネコリグ

ストレートワームの中央に縦刺しでフックを刺し、ネイルシンカーをワーム頭へと埋め込むネコリグは、さまざまな状況で効果的なリグ。

ダウンショット

ダウンショットは、フックを結ぶラインを少し余らせて、その先にシンカーをセットします。
フックの先にオモリ(シンカー)があるので、ピンスポットに着底させたまま、シェイクで1点をネチネチと誘う事が可能。

ワッキーリグ

ワッキーリグは、高比重の高いストレートワーム中央にマスバリをセット。そのままノーシンカーでじっくりと落とし込み、シェイクによる艶めかしいアクションが効きます。
ワッキー刺しでのダウンショットもいいですね。

野池の時合い、タイミング

野池のバス釣り攻略

野池は、規模の大きなフィールドと比べると限られた面積。
その中でも、朝晩と日中で異なる太陽光の強さがあり、突然の雨や、風が吹いてからのウィンディーサイド(風が当たる岸側)でにわかに生命感が活性化し、シャローやアシ中でバスのボイルが突然発生する様を目の当たりにする事も。
面積が小さい分、自然環境が変化に敏感で、野池におけるバスの居やすい場所、ベイトフィッシュを補食し易い場所が、刻々と変化します。
バスの居場所が変化しやすい分、ここぞと思ったスポットには、それぞれの季節、風向き、時間帯で何度も入り直してみる価値があります。

反対に早春や晩秋に雨が降った後、冬場の低水温期など、今ひとつ活性が低い時は釣れる条件が限定的になりがち。
1日で最も水温が上がる正午過ぎに、日差しを受けやすい池の北や西側、風裏となるブレイクラインの下段をダウンショット、ネコ、ワッキーによる「ピンスポットを丁寧に誘う」釣りを展開してみてください。

その日のコンディションによっては、シェイクもせずに放置(ステイ)するだけの方が効く事もあるので、パターンを変えて誘い方を使い分ける事も重要。

ポイントに入るタイミング

狭い野池では、自分が入りたいタイミングでポイントに100%入れるとは限らず、他の先行者が釣りをしている場合もあります。
例えば、「スポットとなる野池のポイント」⑥にある風が吹き出すタイミングが15時頃だった場合、夏場は風の当たるポイント、冬場は風の当たらない風裏を狙いたい所。
ベストなタイミングにポイントに立てるように、12時過ぎ頃にはそこに注目しておいて、先行者の有無や、先行者がどんなルアーで釣りをしていたかを確認しつつ、場所が空けば少し早いタイミングでも先に入ってしまう事が、時合いを見逃さない戦略の1つです。

微妙な環境変化に常にアンテナを張って、フットワーク軽く、自分のイメージした場所をラン&ガン。人の流れによって臨機応変に戦略を練り直しつつ、「この時間帯はコレだ!」と思うルアーとアクションで、グッドサイズのバスをバイトに持ち込めるかが、野池におけるバス釣りの醍醐味ですね。

まとめ

長年バス釣りをやってこられた方であれば、昔は頻繁に野池に通っていたのではないでしょうか。メジャーフィールドが賑わう今でも、野池の釣りにハマっている方も多いですよね。
新しいルアーを試してみたい場合、とりあえず近所の野池で投げてみる..という事もあると思います。

規模が小さいので、野池はついつい全体を1つのポイントとして捉えがち。ただ改めて野池を見直してみると、小さいフィールドながら、バスの習性を頭に入れて戦略的に攻めるポイントがある事に気が付きます。
微妙なブレイクラインや水中のストラクチャー、水流の変化など、なぜここでバスが釣れたのかを整理して理解できる事も多いですよね。

昔はこれといって特徴が無かった野池でも、長い年月で周囲の草木やアシが成長し、全く新しいカバーを形成している事も。そうした自然環境の変化があるフィールドでは、かつて子バスしか釣れなかった野池でも、立派な40センチオーバーが出るような場所になっている場合もあります。

普段はメジャーフィールド中心で釣りをされている方も、機会があれば野池を見直してみてはいかがでしょうか。改めて気が付く事、狭い範囲に凝縮されたバスの形態など、驚きの発見があるかもしれません。
日本のバス釣り文化や、自分自身のバスフィッシングを振り返る機会になるハズです!

野池におすすめのタックル

野池のバス釣りにおすすめなロッドやリール、タックルを紹介します。

カバーの少ないオープンな野池

野池では、規模の大きなフィールドに比べ、やや繊細なタックルが頼りになる事があります。
カバーが少なく、足場も高くないようなオープンフィールドの場合、繊細なスピニングロッドに3.5~4lb程度のフロロラインのセッティングを組むことも。
5lbあたりのラインで組む方が強度的に安定しますが、細いラインであれば1.8gクラスのダウンショットやスモラバ、小型ワームのノーシンカーなどにも対応できますね。

おすすめは、「ダイワ リベリオン 681LFS」。ULパワーだと不安を感じるオカッパリでも十分なパワーがあり、それでいて繊細なフィネスリグを扱いやすいロッドです。

喰わせ能力と魚に対するより強いパワーを求めるのであれば、ソリッドティップを搭載した「リベリオン 641L/MLXS-ST」も選択肢に。Lパワーのソリッドティップを持つ穂先と、MLパワークラスのバットを組み合わた懐の深いパフォーマンスで、幅広いフィネス用途に最適です。
こちらは、センターカット2ピース版「642L/MLXS-ST」もラインナップ。持ち運びなどの携帯性を重視する方にいいですね。
ラインブレイクのリスクを下げるため、5lbあたりのフロロラインでやや強めなスピニングタックルを構築する事もできます。

合わせるスピニングリールは、バーサタイル用途であれば2500番台がベストですが、野池で繊細なアプローチを試みるなら2000番台も検討の価値アリ。性能と価格のバランスが良い「ダイワ ルビアス FC LT2000S-XH」がおすすめモデルです。

若干のカバーも攻めたい野池

少しカバーがある野池であれば、ベイトフィネスでの攻略が候補に挙がります。
8lb前後のフロロラインを使って、ライトリグや軽量ルアーをやや強気に攻める事ができるので便利。

おすすめのロッドは「ダイワ リベリオン 652LFB」。センターカット2ピースモデル専用に設計された操作性が魅力ですね。

合わせるリールは、最新のベイトフィネス性能を備えた「21アルファス AIR TW」が有力候補。ただ、軽量ルアーの対応力をロッド側である程度まかなえるので、とりあえずは手持ちのライト寄りなリールを使ってみてもいいかもしれません。

カバーが多い野池、足場の高い場所

野池でもカバーやストラクチャーが多いフィールドの場合、ベイトタックルでの攻略が必要になります。
10~12lbのフロロライン、時には14~16lbラインが求められることも。
ただ、面積の小さい野池では余分なプレッシャーをかけたくないので、繊細さも必要になります。

バーサタイルなベイトロッド「ダイワ リベリオン 6101MRB」は、レギュラークラスのルアー全般に対応しつつ、5インチクラスのネコリグや7g程度の小型プラグも扱いやすいモデルでおすすめ。センターカット2ピース版「6102MRB」もラインナップされているので、カバーが多い野池攻略に最適です。

さらに足場が高い、カバーが濃い野池の場合、ヘビーバサータイルな「ダイワ リベリオン 6101MHR」やセンターカット2ピースモデル「6102MHRB」がいいですね。ライトテキサスのようなワーミングから、1ozクラスのスイムベイトまで対応できる汎用性が高いロッドです。

合わせるリールは、「21アルファス SV TW」がベスト。ライトバーサタイル寄りの最新リールで、剛性の高いボディと力強い巻き心地がメリットです。
十分なラインキャパがありつつ、スプール径が小さいのが特徴で、強めのベイトロッドでも軽量ルアーやワーミングがキャストしやすくなります。

また、中型以上のルアーを含めてよりバーサタイルに特化するのであれば、性能に対するコストパフォーマンスが高い「20タトゥーラ SV TW」も選択肢に。

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